母子家庭の返済不要な奨学金!&優遇制度の一覧まとめ

母子家庭の返済不要な奨学金!

本記事で紹介する内容
1.5つの「返済不要な奨学金」
2.母子家庭が「優遇される制度」

返済不要な奨学金の中でも、特におすすめなのは「給付型」と呼ばれる、返済不要の奨学金です。

1.母子家庭でももらえる!
5つの返済不要な奨学金

(1)「新聞」奨学金

大手新聞社系列の「新聞販売店と契約」して働くことで、奨学金が支給される制度です。母子家庭が優遇されるわけではなく「経済的に困難な学生」のための制度です。

返済不要ですが、下記のデメリットがあります。

  • 途中で辞めると借金」として残る
  • 「学業」「仕事」の両立が大変

「学業」「朝の3時からの新聞配達」の両立はかなり大変なため、続けられず、契約中に辞める学生もいます。忙しいため、サークル活動などの参加は難しいことも念頭に入れておく必要があります。

契約を途中解除した場合、奨学金の一括返済が必要です。「絶対に仕事を続ける」という強い覚悟が必要です。

(2)「職種養成大学」奨学金

  • 看護師
  • 助産師

 

など、看護系の職種を目指す学校で多く見られる制度です。これらの職種は、いまだに売り手市場が続いているため、狙い目といえます。

卒業後「指定の病院に一定期間勤務する」などの条件を満たすと、奨学金が支払われます。

(3)「自治体独自」の奨学金

自治体が独自に実施している奨学金で、次の特徴があります。

  • 実施していない自治体もある
  • 金額に地域差がある
  • 月1万円~5万円くらいが一般的
  • 大学の学費に応じて決まる場合がある
  • 応募者多数の場合、選考の場合がある
  • 「返済不要」なものが多い
  • 希望者が多い場合、厳しい選考がある
  • 特に、首都圏や都心では競争率が高い

具体的な選考基準は下記の通りです。

  • 成績
  • 家計の状況(経済面)
  • 家庭環境
  • 学習意欲

申し込み方法は、下記のとおりです。

  • 各自治体のホームページから申し込む
  • JASSO(日本学生支援機構)
    サイトから申し込む
  • 進路指導や担任の先生に相談する

(4)「学校独自」の奨学金

大学・専門学校により、奨学金の種類はさまざまです。主なものを下記に挙げます。

  • 「入学金」「授業料」
    給付または免除
  • 「成績優秀者」に対する
    奨学金(特待生制度)
  • 「取得済資格」による
    給付や免除
  • 「スポーツ、部活動の成績」
    に対する奨学金
  • 「遠方からの進学者」
    一人暮らしや学生寮などの援助

学校独自の奨学金には、返済不要な「給付型」が多い一方、多くが入学後に奨学金の申請を行うため「確実にもらえるか分かりません」。

最近では進学前に予約できる「予約給付型」の奨学金もあります。入試に合格さえすれば、奨学生になれるため安心感があります。

(5)第一種奨学金(日本学生支援機構)

日本学生支援機構(JASSO)による奨学金制度です。

  • 専門学校、大学、大学院を目指す学生が対象
  • 経済的に困難な家庭の者に支給
  • 支給元は国の財源
  • 貸与型支給型(返済不要)がある
  • 貸与型の場合、
    「無利息」「利息付」がある

(1)貸与型の奨学金

貸与型の奨学金には、2種類あります。

<第一種奨学金>

無利息で貸与される分、条件は厳しい奨学金です。貸与条件は、下記のとおりです。

  • 著しく経済的に困難であること
  • 成績が特に優秀であること
<第二種奨学金>

第一種よりも、ゆるやかな選考基準で貸与される奨学金です。

  • 返済不要ではなく、利息が付く
  • 利息は、年間3%が上限
  • 在学中は、無利息

(2)給付型(返済不要)の奨学金

下記に1つ以上該当すれば、給付型奨学金をもらえる条件に当てはまります。

  • 住民税非課税世帯
  • 生活保護世帯
  • 社会的養護が必要な人
    (児童養護施設、児童自立施設
    などで養育を受けている人)

2.母子家庭が優遇される2つの制度

母子家庭が優遇される奨学金や貸付制度には

  • 「返済不要」の貸与型
  • 「利息が優遇される」もの

があります。

(1)全母子協
全国母子寡婦福祉団体協議会

一般財団法人である「全国母子寡婦福祉団体協議会」(全母子協)ローソンによる奨学金です。「ひとり親家庭支援奨学金制度」という名前で毎年募集されています。

  • 返済不要で給付型の奨学金
  • 毎月3万円が支給
  • 応募枠が全国でわずか100名
  • 応募に厳しい条件がある

といった特徴があります。

<申し込み方法>

申し込み方法は下記のとおりです。

  • 全母子協のホームページから、居住地の財団を確認し、問い合わせる
  • 全母子協の事務局に、
    電話やメールで問い合わせる

申請用紙に必要事項を記入し、提出します。申し込みの時期は、毎年4月頃です。忘れないようチェックしましょう。

<応募資格>

応募資格は、下記の条件をすべて満たす必要があります。

  • ひとり親家庭であること
  • 経済的に困難であること
  • 品行方正な姿勢
    (夢を実現する意欲、
    社会貢献への積極的姿勢)
  • 全母子協加盟団体の会員、および、
    入会希望する者の子弟であること
  • 会員登録のある団体、および、
    入会を希望する団体の代表者から
    推薦を受けられる生徒であること

また、下記の条件もあります。

  • 1人あたりの平均収入額が、
    90万円未満である
  • 前年度の学校出席率が、
    80%以上である
  • 1世帯につき1名しか
    申請してはならない
    (兄弟姉妹が居る場合、年少者のみ)

(2)奨学金以外の貸付制度(母子家庭向け)

奨学金以外にも、「金利ゼロ」「低金利」で借りられる貸付制度があります。

「母子福祉貸金貸付金」制度
(母子・寡婦福祉資金貸付金)

返済が必要ですが、民間の貸付業者より低金利です。市役所の福祉課で申請します。

  • 目的により「限度額」「申請期限」「金利」が異なる
  • 使用目的は「修学費用」「生活費」「住居資金」など12種類に分かれている
  • 金利は、1~3%くらい
    (場合によっては、金利ゼロ)
  • 返済の猶予期間は、約半年~1年
  • 保証人は不要
  • 返済は20年以内

デメリットは、以下のとおりです。

  • 手続きが複雑
  • 申請から利用開始まで「1ヶ月」かかる
  • 「連帯保証人」が必要な場合がある
  • 滞納者には「違約金」が発生する
  • 自治体によって「金利」が異なる

まとめ(返済不要の奨学金は難しくても、無利子や低金利で借りられる場合があります)

母子家庭におすすめの「奨学金」「貸付金制度」を紹介しました。

「返済不要」の奨学金は条件が厳しいところもありますが、「無利子」「低金利」で借りられる場合が多くあります。

うまく利用することで、子どもの就学や生活に役立ててくださいね。

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