万引きをする子供の4つの心理【親の適切な対応方法とは?】

万引きをする子供の4つの心理

本記事で紹介する内容
1.万引きした子供の「4つ」の心理
2.あなたが取るべき「5つ」の対応
「自分の子供が、万引きをした・・・」

子供とはいえ、善悪の区別がつかない年齢ではありません。

言うまでもなく、万引きは

 れっきとした「犯罪」です。

あなたはパニックになり、

「どうして、万引きをしたのか?」
「万引きをした子供と、どう向き合うか?」

と、迷うのではないでしょうか。

「万引き」はお子さんからの「SOSのサイン」かもしれません。その本当の心理に気が付いて、正しい対応をしてあげてください。

1.万引きした子供の「4つ」の心理

万引きした子供の「4つ」の心理

子供が万引きをしてしまった場合、そこには必ず理由があります。

二度と同じ過(あやま)ちを犯さないためにも、親はその理由を理解してあげる必要があります。

そして、

 その奥に潜む「重大な問題」

を見逃さないようにしてください。

万引きをする子供の心理には、以下の4つがあります。

【心理1】「仲間外れ」を恐れる気持ち

「仲間」の存在が、万引きをさせているケースがあります。犯罪集団というわけではなく、ただの学校の友達にすぎないものです。

親としては「万引きをする友達は仲間とは呼ばない!」と思うでしょう。

ですが、子供にとって「仲間」は何よりも大切です。

子供は、

  1. 「仲間外れにされたら、終わり」
    と、本気で思っています
  2. 「仲間外れ」にされるくらいなら、
    「警察に捕まる方がマシ」とさえ考えます
  3. むしろ、過ちを一緒に犯すことが、
    「仲間との絆」と信じる子供もいます

【心理2】「悪いこと」への憧れ

成長の過程で「悪いこと」に憧れる時期が必ずあります。多くの場合、

  • ちょっとしたいたずら
  • 親への悪ぶった態度

で済みます。

しかし、中には「一線を越えて、犯罪を犯してしまう」子供もいるのです。

子供も、「万引きは犯罪である」と分かっています。分かっているからこそ、惹かれてしまい、実行してしまうのかもしれません。

【心理3】「ストレスから解放されたい」願望

「ストレスから解放されたい」願望
お子さんは「日常の過度なストレス」から解放されたいがために、万引きを犯したのかもしれません。

お子さんを追い詰めているストレスには以下のようなものが挙げられます。

  • 「友達関係」での悩み
  • 「両親の不仲」によるストレス
  • 「親の過度な期待」のプレッシャー
  • 「姉妹で比べられる」ことへの不満
  • 「将来に対する心配」(受験など)

思い当たるものがあれば、早急に「ストレスを緩和」してあげましょう。

【心理4】「自分のことを見て欲しい」欲求

家庭での愛情不足による不満から、万引きをしてしまうことがあります。

「忙しくて、構うことができない」
「手がかからない子だから、大丈夫!」

この様な考えでお子さんに接していては、不満になっても仕方がありません。

普段から「親に甘える」ことができないと、子供は、甘え方が分からなくなります。

お子さんは、あなたの気を引くために「万引き」という、あなたを困らせる手段で自分をアピールしているのかもしれません。

2.あなたが取るべき「5つ」の対応

今すぐにあなたが取るべき「5つ」の対応

万引きという過ちを犯してしまった以上、

  • それを、正さなければいけません
  • 同時に、お子さんの
    「心のケア」も必要です

この対応を間違えたり、疎(おろそ)かにしてしまうと、後々「もっと大きな問題」になりかねません。

お子さんの犯罪に直面し、あなたも混乱しているかもしれません。同時にお子さんも「強いショック」を受けています。

その様な時こそ、お子さんから目を逸(そ)らさずに「しっかりと向き合って」ください。

【対応法1】全力で「叱る」

繰り返しますが、万引きは「犯罪」です。悪いことは、正す必要があります。曖昧(あいまい)な対応をとってはいけません。

ここで気を付けてほしいことが1つあります。

「怒る」のではなく
「叱って」ください

「怒る」はあなたの感情任せの行動です。それではお子さんの心には届きません。

愛情を込めて、全力で「叱る」ことがお子さんの過ちを正す、唯一の方法です。

【対応法2】「万引きをした理由」を、
しっかりと聞きだす

万引きをするのには、何か理由があります。

たとえ、お子さんがその理由を

「なんとなく・・・。」

と答えたとしても、必ず原因が存在します。お子さんの言い分をしっかりと聞き、そして、受け止めてあげてください。

あなたからすると、

「そんなことで・・・?」

と思うような、些細(ささい)な理由かもしれません。

それでも理解をするように努めましょう。親に理解されていると感じることで、お子さんも同じ過ちは繰り返さなくなるでしょう。

【対応法3】「友達関係の整理」をする

万引きの理由に「友達関係」が影響しているのであれば、

  • 悪い友達
  • 万引きを強要されるほどの
    「いじめを受けている」友達

 

から距離を置かせるべきです。

また、万引きを自分の意志で行ったとしても「友達関係の悩み」が行動の原因となっている場合もあります。

小学校高学年ともなると、友達関係に親が介入するのは難しくなります。

それでも、必要があると感じれば、やらなくてはいけません。時には「転校も辞さない覚悟」で向き合ってあげてください。

【対応法4】迷惑を掛けた人に「謝りに行く」

万引きにより、迷惑を掛けた人には一緒に謝りに行きましょう。

これは「万引きを繰り返させない」ためにも大切なことです。顔を見て謝らせることで、自分の罪の重さを実感することができます。

時には「嫌味を言ってくる人」もいるでしょう。それによって、お子さんが傷つくこともあるかもしれません。

しかし、自分のために親が謝ってくれたことで、きっと乗り越えることができます。

【対応方法5】最後には「許す」ことが必要

最後に必要なのは「罪を許してあげること」です。

大いに反省させた後であれば、愛情を持って許してあげましょう。罪を償(つぐな)って、許されることが更生(こうせい)への第一歩です。

まとめ(子供としっかり向き合い、叱り、一緒に謝り、最後は愛情を持って許す)

子供としっかり向き合い、叱り、一緒に謝り、最後は愛情を持って許す

あなたは、お子さんが万引きしてしまったことで、とても混乱されていることでしょう。

我が子が「得体のしれないもの」に感じているかもしれません。それでも、前に進まなければなりません。

そのために、子供と「しっかり向き合って」あげてください。必要があれば、

  1. しっかり叱り、
  2. 一緒に謝り、
  3. そして、最後は、
    愛情をもって許してあげてください

 

幸い、お子さんは「まだ子供」です。間違いを正せば、いくらでもやり直せます。

混乱している時だからこそ、お子さんの気持ちを受け止めて、正しい態度で向き合ってあげてください。