授乳で胸が張る!痛い原因は?対策法5選!

授乳で胸が張る!痛い原因は?

本記事で紹介する内容
1.授乳で「胸が張る状態」とは?
2.授乳で「胸が張る主な原因」
3.胸が張って「痛いときの5つの対策」
4.それでも痛いときは病院に!何科を受診したらよいの

下記で紹介しているのは目安です。迷った時は、病院に行って「医師の判断」を受けましょう。

授乳による胸の張りは、こじらせると「乳腺炎」になり、かなり痛い思いをします。悪化を防ぐために、できることを考えていきましょう。

1.授乳で「胸が張る状態」とは?

授乳で胸が張る状態とは、下記のような症状です。

  • 胸が「固く」なる
  • 胸が「ゴリゴリ」する
  • 胸に「むくみ」「腫れ」が生じる
  • 胸が「痛い」

最初は、固く張ったり母乳が出にくかったりする程度ですが、悪化すると、とても痛くなります。

  • 「胸の一部」が赤く腫れる
  • 「熱く」感じる

などの症状がある場合、乳腺が詰まり、炎症を起こす兆候です。

放っておくと、「乳腺炎」になってしまいます。乳腺炎になると、激痛で、授乳はおろか、赤ちゃんの世話も困難になります。

「乳腺炎」とは?

乳腺炎の主な症状は、下記の通りです。

  • 胸が「赤く腫れる」
  • 胸に「しこりができて痛い」
  • 胸が「詰まったような圧迫感」がある
  • 体が「だるい」
  • 「発熱」がある
  • 「倦怠感」がある

風邪の症状とも似ていますが、違いは、胸の痛みや腫れ、圧迫感があることです。このような症状が出たら、自力で治すことが難しい場合もあります。

熱を持っている場合は、「冷やした方がよい」とも言われます。しかし、場合によっては逆に、「温める」ことで「母乳の排出を促した方がよいケース」もあります。

自己判断では難しいと思いますし、どうしても辛い場合は、病院を受診しましょう。

2.授乳で「胸が張る主な原因」

授乳で胸が張るのは、母乳が乳腺からスムーズに排出されず、たまってしまうことが主な原因です。特に、産後まもなくは、母子ともに授乳に不慣れなこともあり、母乳が詰まりがちです。

このことから、授乳で胸が張りやすい時期は、産後6日目」くらいまでが多いと言われます。母乳育児が軌道に乗ると、胸が張りにくくなるのが普通です。

しかし、下記の場合は、胸が張りやすくなります。

  • 母乳の分泌量が「赤ちゃんが飲む量より多い」場合
  • 「授乳間隔があいてしまった」場合
  • 「母乳過多」の場合

赤ちゃんが母乳を上手に飲めるようになると、母乳の出もよくなります。しかし、分泌量に対して、赤ちゃんの飲む量が少ないと、母乳が乳腺にたまってしまいます

母乳の飲み残しを防ぐには、

  • 「搾乳」する
  • 「授乳間隔」を短くする

が大切です。

それでも、母乳が出過ぎる人は、

  • 「母乳過多」という状態
  • 甲状腺の病気による「ホルモンの異常分泌」

も考えられます。乳腺が発達している人が、特になりやすい状態です。母乳の分泌が過剰な場合は、病気が隠れている可能性もあります。

あまりに分泌量が多く、心配な場合は、病院で診てもらうようにしましょう

授乳に慣れてくる時期に、
「乳腺炎」にかかりやすくなる理由

授乳に慣れてくると、「乳腺炎」になる人が増えます。その主な原因は、下記のとおりです。

【理由1】「乳腺を詰まりやすくなる食べ物」の摂りすぎ

  • 「こってりした油物」の摂りすぎ
  • 「甘い物」の摂りすぎ

母乳育児が軌道に乗ると、気が緩むためか、つい上記のものが食べたくなります。しかし、母乳をドロドロにし、乳腺を詰まりやすくする原因になります。同時に、母乳の質も悪くなり、赤ちゃんが美味しく飲めなくなってしまいます。

理想の母乳は、さらっとした「透明感のある母乳」です。「ドロドロした黄色っぽい母乳」になったら、質が低下している兆候と言えます。母乳育児が順調になり始めた時期こそ、「食べ物」に気をつけましょう。

【理由2】「水分補給」が少ない

「水分」をこまめに補給することで、母乳の流れをスムーズにすることが大切です。

3.胸が張って「痛いときの5つの対策」

授乳で胸が張って痛いときに、できる対策はないのでしょうか?

病院に行くほどではないけど辛いときに、自力でできそうな対策を考えてみました。

【対策1】胸を「冷やす」

胸が張って、熱を持ったように痛いときは、とりあえず、胸を冷やすのも効果的です。下記の、「冷やすときのポイント」にも気をつけましょう。

  • 強力な「保冷剤」ではなく、
    「冷やしたタオル」を使って、優しく冷やす
  • 胸の上から脇にかけて、「乳腺」を意識して冷やす
  • 冷やしっぱなしにせず、
    「冷やした後、3時間以内に、授乳か搾乳」をする

【対策2】原因となる
「食べ物」を摂りすぎない

「胸の張り」「乳腺炎」の原因になりやすい、下記の食べ物の摂りすぎにも気を付けましょう。

  • 油っこいもの
  • 甘いもの
  • 乳製品

上記は、とり過ぎると乳腺が詰まり、「乳腺炎」の原因となります。

  • もち米

上記は、母乳の出をよくするので、母乳を増やしたい人には適しています。しかし、母乳過多」で胸が張る人にとっては逆効果ですので、避けるようにしましょう。

【対策3】こまめな「授乳」をする

授乳による胸の張りを防ぐためには、授乳間隔」を短くすることが大切です。授乳後、3~4時間以上眠る赤ちゃんもおり、授乳間隔があいてしまうことがあります。

授乳のペースがつかめてくると、赤ちゃんも規則正しく飲むようになってくれます。授乳のペースが作られるまでは、赤ちゃんのペースに合わせるのではなく、時間を決めて授乳するのもよいでしょう。

私の体験では、夜中も含め、3~4時間おきくらいの間隔で授乳していました。

【対策4】「搾乳」する

赤ちゃんの飲む量が少ないと、乳腺に母乳が残ってしまいます。そんな時は、「搾乳」しておきましょう。

搾乳とは、母乳を手や器具を使って、絞り出すことです。素手で絞るのは、けっこう大変ですので、「搾乳器」を使うのをおすすめします。「搾乳器」は、ベビー用品店や通販で購入できます。少なくとも、1つは持っていると、便利です。素手と比べると、格段に簡単に搾乳できます。

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また、搾乳した母乳は、「専用のジッパー」「ミルク瓶」に入れて保管できます。

【対策5】「授乳の姿勢」を工夫する

母乳の飲み残しを防ぐためには、授乳の姿勢を工夫することも大切です。

「授乳クッション」を用いて、「縦抱き」「横抱き」など、姿勢を変える工夫をしましょう。様々な角度から母乳を飲ませることで、飲み残しが減りやすくなりますよ。

4.それでも痛いときは病院に!
「何科」を受診したらよいの?

対策を実行しても、胸の張りが改善されず、耐えられないほど痛い場合は、病院を受診しましょう「乳腺科」のある病院にかかるのがベストです。「産婦人科」「総合病院」に併設している場合も多いです。

また、「おっぱいマッサージ」を受けるのもおすすめです。病院でやっている場合もありますが、「桶谷式」というマッサージが有名です。私も何度か体験しましたが、どちらも非常に効果を実感できました。

悩んでいる方は、ぜひマッサージを受けてみてください。

まとめ(迷った時は、自己判断せず
病院に行って医師の判断を受けよう)

以上、授乳で胸が張る原因や、痛いときの対策についてまとめてみました。「胸の張り」や、「乳腺炎」に困っている方の参考になれば幸いです。

上記で紹介しているのは目安です。迷った時は、病院に行って「医師の判断」を受けましょう。