子供の指しゃぶりについて

赤ちゃんが指しゃぶりに夢中になっているときはとても静かですし、そのままにしておいてもいいかな、などと気楽に思いがちですが、実は歯並びなどに影響が出てきてしまうようですね。ここでは、我が家の子供二人を例に挙げてみましょう。赤ちゃんの指しゃぶりというのは、情緒を落ち着かせたり、赤ちゃんが発達していくための学習でもあるそうです。3歳くらいまでの子供ならこれは当たり前の発達行為なのだそうです。ただ、永久歯が生え揃う頃までにはやめておかないと、歯並びが悪くなるだけでなく、かみ合わせや、言葉の発音にも影響してくるそうで注意が必要です。

我が家の長女の場合は、親指をしゃぶるのが大好きで、暇さえあれば指しゃぶりをしていました。基本的には寂しい時や眠い時だと思いますが、夜寝る時などは指をしゃぶりながらすんなり寝てくれますので、親としては助かっていました。しかし、4歳頃になっても指しゃぶりはなかなか止まらず、さすがに幼稚園に入って指をしゃぶり続けているのも良くないと思い、「やめようね」と注意を促すのですが、なかなか止めてくれないのです。そろそろ歯の生え代わりの時期ですし、何かいい方法はないものかと、ママ友にアドバイスをもらったりしていましたが、実行してもなかなか効果が得られませんでしたね。

しかし、ある時、インターネットなどでいろいろと調べたところ「バイターストップ」という商品を見つけました。これは「爪噛み」を防止するためのマニキュアみたいなもので、少し舐めただけでも、ものすごく苦い味がするんです。(舐めても安全です)某育児サイトの掲示板では、これを塗ったら途端に「指しゃぶりが治った」という先輩ママ達のコメントが寄せられていました。「これだ!」と思い、私もすぐにインターネットで注文してみました。

届いた商品をすぐ爪に塗り2~3日様子を見ていたところ…治りました!長女は、いつもの癖で親指をしゃぶると「ものすごく苦い」というのを学習したようです。とにかくびっくりです。どんな事をしても指しゃぶりをやめなかった長女が、バイターストップを使ったら一発で「卒指」です。かなり助けられた商品でもありました。現在、長女は小学校3年生で、永久歯も生えそろってきましたが、指しゃぶりが原因なのかはわかりませんが、前歯の歯並びはかなり悪いですね。

指しゃぶりを辞めさせるのには、やはり親の言っていることが解る「時期」というものがあると思います。ただ、永久歯が生えそろって来ても指しゃぶりが治らない場合は、歯並びのことを考えると我が家のように強硬手段(?)に出るのも一つの手かもしれませんね。