子供の発育の心配事

多くの育児書などには、赤ちゃんの月齢でできる事などが書かれていますよね。私も長女の時は、何もかもが初めてで、いつも育児書を参考に育児をしていたものです。しかし、赤ちゃんも十人十色で、なかなか育児書通りにはいかないときもあります。我が家の長女の場合、言葉がなかなか出てこない、1歳を過ぎても一人で歩けないといったとこで、人知れず悩んだことを今でも覚えています。

言葉の場合は、こちらが言っていることを理解できているようなら、最初の一語が出てくるのはもうすぐです。焦らずゆったりと待ってあげることも大切です。長女の場合もこちらの言っていることは理解できているのと思うのですが、最初の一語がなかなか出てこず、発育に問題があるのではないかとかなり心配しました。

しかし、ある日突然、アンパンマンを見て「パンパン」と、小さいですが一語発してくれました。初めて我が子の「意味のある言葉」を聞いた時の感動は今でも忘れられませんね。今は機関銃のように話しているのが嘘のようですが(笑)

その時、保健師さんに相談した時に言われたのが、こちらの言うことを理解できていれば、今は言葉を溜めている時でしょう、とのことでした。言葉は、周囲の人や物の存在を理解することから始まり、心の中で沢山蓄えられた情報が、機を熟して発せられるものです。又、親が何でも先回りして子供の欲求を満たしてしまうと、子供は言葉を発する必要がなくなり、言葉が出るのが遅れることもあるようです。しかし、万が一何かの障がいで言葉が遅れている、ということも考えられますので、一人で悩まず、心配事は保健師さんにアドバイスを貰うのもお勧めです。

また、自立歩行についても、長女は育児書に書かれている月齢よりは遅めでした。自立歩行の遅れと関係あるのかはわかりませんが、良く歩行器を使っていましたね。歩行器については、調べてみると賛否両論で、発達についても一概に悪いとは言えず、様々な意見があるようです。私について言えば、歩行器を使えば、危なくない状態で一人で遊んでいてくれるので、その間に洗濯物を干したり掃除をしたりと、親としては随分助けられました。自立歩行についても、やはり子供の発育のペースがあり、歩行器云々に関わらず、早くから歩く子、ゆっくりな子、それぞれだと思います。長女については、焦った私は、毎日外へ連れて行き、歩く練習をさせていましたが、子供ごとの歩き始めるのにも「時期」があるので、ゆっくりと待ってあげても良かったのかなぁというのも今更ながら感じますね。