トイレトレーニング

トイレトレーニングは、子育て中のお母さんなら誰でも通る一つの壁ですよね。周りを見ると、もうトレーニングパンツをはいて、トイレを教えてくれる子もいるのに、うちの子はまだオムツ…。こんなにのんびり構えていて大丈夫なんだろうかと不安に思うことも多いですよね。私ももちろんそんな一人の母親だったのですが、ある時雑誌かなにかで、「大人になってもオムツをしている人はいない。慌てなくても時期が来ればいつかはとれるもの」というのを読んで、なるほど、と安心したのを覚えています。大体は、保育園や幼稚園の入園前には、一人でトイレに行けるようにしたいと思っているお母さんが多いのではないでしょうか。

トイレトレーニングを始める時期

  • おしっこの間隔が2時間程度空き、排泄のリズムができる。
  • 簡単な会話ができる。
  • トイレに興味がある。

このような状態に子供がなれば、トイレトレーニングを始めてみても良いでしょう。季節は夏がオススメです。衣類の脱ぎ着がさせやすく、トイレも寒く感じず行きやすいです。トイレで排泄をするには、「トイレで排泄したい」という意志を伝えるということと、自分でトイレまで歩いて行ける事、トイレまで排泄を我慢しためておける膀胱の発達が必要です。

しかし、小さいうちは膀胱や肛門の筋肉は未発達なので、トイレへ行くまでに出てしまったり、間に合わなかったりするのは良くあることです。排泄のリズムができてきたら、タイミングをはかってトイレに誘ってみましょう。「チー出る?」とか「オシッコ行こうか?」と声掛けをしながら、便座に座りトイレで排泄をするという習慣をつけていきましょう。

トイレトレーニングの便利グッズ

  • トレーニングパンツ
    オムツタイプのトレーニングパンツです。通常のオムツと違うのは、オシッコをするとオムツが濡れた感じがわかります。
  • おしっこパッド
    パッド型の紙オムツで、布のトレーニングパンツや紙オムツなどの中にセットして使います。濡れている感じも解り、オムツ代の節約にもなります。
  • おねしょシート
    シーツの下に敷くビニール製のシートです。シートを敷いておけば例えおねしょをしてしまっても敷布団は濡れないので、夜のオムツを外す時などに役立ちますよ。

トイレトレーニングは、人は人、うちの子はうちの子と割り切ってしまうのがお勧めです。焦りは禁物です、ゆっくりでも我が子のタイミングで進めていくのが、一番の近道になると思いますよ。